〜思い立ったその日からできること〜
もしあなたが国内旅行業務取扱管理者試験に挑む決意をして、
教材を買いに行ったり通信講座を申し込んだりと様々な準備をしたとします。
教材の到着をウズウズ待っている間にできることがあります!
それは、国内地理への理解度をチェックすることです!
国内観光資源の勉強をしよう!
国内実務で大きな比重を占める国内地理。国内地理をしっかりと勉強しないと合格できないと言っても過言ではないでしょう。テキストだけでは足りない場合が多いため、まず確認レベルにあげた項目がどのくらい理解できているかを確認しましょう。
1.都道府県名、位置関係・県庁所在地
2.世界遺産
3.山脈・山・湖・国立公園
4.観光地・温泉・寺社仏閣
5.郷土料理・特産品
6.お祭りが開催される季節、都市
7.空港
8.有名美術館・博物館・動物園
9.直近の大河ドラマのゆかりの地
1.まず、都道府県の名前、位置関係、県庁所在地を確認しよう
そんなの楽勝!と思っている方もいらっしゃると思いますが、
自分に関連のない地域だと意外とあやふやなものです。
例えば島根と鳥取はどちらが東でどちらが西かわかりますか?
正解は鳥取が東、島根が西です!
では、九州の9つの県の名前は?
正解は福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県です。(そもそも九州に9つも県はありません)
ちゃんと正解できましたか?正しい位置が頭に浮かびましたか?
勉強法
- 都道府県名、都道府県の位置関係は、地図を見て覚える 日本列島が北から南に向かって並んでいることを意識すると覚えやすいでしょう。
- クイズアプリやゲームで都道府県名や県庁所在地を覚える
各都道府県の県庁所在地も覚えることが重要です。
また、主要な都市や観光地も一緒に把握しておくと、より理解が深まります。
2.世界遺産は絶対に出てくる
日本には、多くの文化遺産や自然遺産があります。しかし、印象だけでこれは世界遺産だろうと思い込むのは危険です!(特に京都の世界遺産!)これらの世界遺産についてしっかり調べて、その場所や特徴を覚えましょう。また、なぜ世界遺産に選ばれたのか、歴史や文化的背景について学ぶこともおすすめです。また、試験を受ける年に登録された世界遺産は必ず!勉強しておきましょう!
勉強法
- 世界遺産一覧を確認する 文化庁や日本ユネスコ協会のウェブサイトで確認できます。
- クイズアプリやゲームで理解度を確認する
3.山脈・山・海・湖・国立公園
日本には、多くの山脈、山、海、湖、国立公園があります。 それぞれの特徴や場所を調べ、覚えましょう。山や湖、海には、地域特有の動植物が生息していることが多く、地域文化に多くの影響を与えています。 国立公園には、多くの自然景観が保護されており、試験に頻出するので必ず覚えましょう!
また、日本国内には、「富士山」以外にも「○○富士」と愛称のつく山がいくつか存在します。そのような呼び名にも注目して覚えてみましょう。
一番有名な蝦夷(えぞ)富士はどこでしょう??
答えは羊蹄山(北海道)です!羊蹄山は試験では定番ですのでここでひとつ覚えましょう
4.観光地・温泉・寺社仏閣
日本には多くの観光地があります。有名な場所を覚えることから始めましょう。
温泉地も沢山あります。〇〇の奥座敷という愛称や郷土料理を一緒に覚えるといいでしょう。
寺社仏閣にも、それぞれの歴史的背景や特徴があります。有名な寺社仏閣を覚え、その背景を学ぶことで、日本の文化や歴史を知ることができます。
5.郷土料理・特産品
郷土料理や特産品は、必ずと言っていいほど観光地と関連して出てくる分野です。
地域の文化や生活習慣を理解し、観光地と郷土料理・特産品を関連づけて覚えましょう。
6.お祭りが開催される季節、都市
日本には多くの伝統的な祭りがあります。 祭りの季節や開催都市を覚えることから始めましょう。 各祭りの歴史や意味、行われる儀式を知ることで、その土地の文化や伝統を深く理解することができます
7.空港の名称や場所、特徴を覚えることから始めましょう
観光地との距離感を覚え、近くの観光地と紐付けて覚えましょう。
空港名やスリーレターコードは、インターネットで検索したり、空港の案内板などで確認することができます。
8.有名美術館・博物館・動物園
美術館、博物館、動物園もまた頻出分野の一つです。有名なところや近年話題になっている施設を中心に覚えましょう。
特徴や主な展示内容、所在地を覚えることから始めましょう。
9.直近の大河ドラマのゆかりの地
試験を受ける年の大河ドラマの中で取り上げられた時代や人物に興味を持ち、よく調べてみましょう。
大河ドラマの舞台となった地域には、その時代の歴史や文化を伝える資料館や史跡、名所が多くあります。大河ドラマ関連の問題は必ず1問出されますのでその地域を必ず勉強しましょう。
地図を使った勉強法
私は基本的に「旅に出たくなる地図/帝国書院」を使って勉強していました。観光地の情報が盛りだくさんで、祭りや郷土料理などの情報もカバーしています!
ある程度知識がついてきたら、白地図に自分のわかる範囲で情報を書く、わからないところは調べて赤文字で書く、という事をしていました。
最後に
これだけでも視覚に訴える覚え方ではありますが、やはりその土地に行って見て感じることも重要です。
頻出地域である北海道か沖縄を旅行してみるのも良かったかなと思いました。お金がない人でも自分の住んでいる地域で試験にも出てきそうな観光地を歩いてみるのもいいでしょう。
また、今はGoogleEarthという素晴らしいマップがありますので、GoogleEarthで旅行してみるといいかもしれません。地図で見るよりも刺激的で、より記憶に残るのではないでしょうか。